2009/12/7 月曜日

 不安と向き合う!

Filed under: 未分類 — 松本祐 @ 11:54:05

今日の研修レポートから・・・

■不安感と向き合う
                        杉山さんの研修レポートに
「私も、お客様と接することが怖いときがあります。上手く話せるか、何を話そうか、少し不安なことが出てくると、どんどん不安なことが溢れてきて、テンションもさがります。そしてそれは必ずお客様に伝わってしまうと思います。
なぜ怖いのか、以前に裕重社長から「それは知らないから」だと教えていただきました。知っていれば怖くありません」
という内容が書いてありました。

怖いという精神状態は、自律神経の中で、交感神経と副交感神経があるのですが、早く言えば、『攻撃・競争・闘争心・集中力』と『安心・休息・油断・のんびり』この二つを上手にコントロールしながら人は生きるのです。

交感神経が働きすぎると、緊張感・恐怖心が出る反面、悪いことばかりではなく闘争心・ヤル気、やぶれかぶれのような馬鹿力などが出てきて、何時でも戦えるように心臓というエンジンはどんどんパワーを増し、心臓がドキドキして血圧は上がりいち早くたくさんの血液を各組織に送り、戦いの準備に入ります。

副交感神経はその逆で、うっとり眠くなるような安心・油断・休息の状態です。その交感神経と副交感神経の上手なコントロールができない時に、「自律神経失調症」というパニック症候群や良くあるノイローゼ状態になってしまいます。リラックスする部分と真剣に取り組む部分があってこそ、表裏一体の人格形成につながるのです。

また、不安を起こすこの交感神経こそ、実はパワーの源なのです。昨日もオリンピック選考会を兼ねたフィギアスケートの大会で安藤みきが2位、キムヨナが不調の中でも優勝しましたね。
彼らはこの緊張感や不安感をいかに上手にパワーに変える大切さ、を良く知っています。

緊張感がでないということは、集中力が出ないということにもなり、細かい技に対して身体が思うように反応してくれず、商談や戦いでは、相手に勝つための貴重な情報をキャッチすることもできないでしょう。

ボクサー、K1選手なども同様です。
一見、強がりあの人種は 「恐怖心などないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、人間はどんな筋肉隆々の選手でも、恐怖心で打ち震えているのです。その恐怖心を闘争心に変えて行っているだけです。

人間も動物の進化した過程での生き物ですから、遺伝子であるDNAの記録の中では、必ず動物の時代に 食うか食われるか殺すか殺されるかという経験をしながら生ってきた情報がぎっしり刻まれており、わが身を守る為には交感神経が必須の条件だったわけです。

だから恐怖心は 逃げられないと思ったら、反射的に反応し「窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)」の例えのように、ウォーという掛け声と同時に相手に飛び掛っていくパワーが生まれます。気合とは恐怖心をパワーに変える発露なのです。


この説明で少しはドキドキが、大事な心理状況だということが分かったと思います。大切なことはその自律神経をコントロールできるかどうかです。

コントロールする為には、
● 何事にも、苦手意識を捨てる。そのためには、勉強する、訓練する、そして・・・
●     どんなに苦しくても、辛くても目の前の問題から逃げない。
●     人に頼るのではなく、自分自身が問題を直視し、解決を図る
●     鉄火場の「場数を数多く踏む」
●     その時たくさんの冷や汗をかき、それをトレーニングと考える。
●     逆境を越えて精神的に強くなり、ストレスに慣れる。
●     人格・品格が備わり、ただ居るだけでも頼りがいのある存在になる

自らを信じる(自信)とは、逃げなかったものへの「勲章」かもしれません。そしてそれを乗り越えた自信だけしか特効薬はありません。
また、
どんなに怖くてもそれに対して「絶対に逃げない」という自分との約束事ができれば、どんな困難でも、「ワクワクするな」「面白いな」『これを乗り越えたら凄いよね』と苦しみや不安感が楽しみに変わってきます。

山中鹿之助の名言に「我に艱難辛苦(かんなんしんく)を我に与えたまえ!」と神に祈ったと言い伝えがあります。    

乗り越える度に勇気が起こり いつの日か、そのドキドキが小さくなり、応えようも無い“ランニングハイ”という達成感とか充実感とか、遣り甲斐と生き甲斐が生まれてくるのです。

杉山さんがいう「知らないことを知ると不安がなくなる」という話もその通りでしょう。知るということは場数を踏む、経験する、物事から逃げないということですから。
そのことに気づいた杉山さんは、更に一段高いステージに上ってきましたね

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