デザインセンター岩崎です
建築の作業で水を出した後に行うのが「カネをフル」
この様な道具を使います。これは「オオガネ」と言います。
![IMG_0369](https://www.100kj.co.jp/site/wp-content/uploads/2017/05/IMG_0369-401x535.jpg)
3対4対5の割合となる長さの組み合わせで三角を作れば直角が出来ます。
前回水を出した杭には、↓↓↓このように板を取付け、
![丁張1](https://www.100kj.co.jp/site/wp-content/uploads/2017/05/f2396ce6db99fa78120c0b2aaa516c81.jpg)
建物の外周となるところに糸を張ります
![丁張2](https://www.100kj.co.jp/site/wp-content/uploads/2017/05/4172b5617315c1a242b45898ae36b860.jpg)
この糸を目安に基礎を作っていくので、
直交する糸がキチっと直角になっていなければ
建物もひし形になってしまうという大変に重要な作業
先ほどの「オオガネ」使って直角を出していきます。
これを「カネをフル」と言います。
えっ、あんな道具で大丈夫かって?!……
安心してください、オオガネを使っていたのは昔々の話…
今はこんなトランシットという機械で正確な直角を出しています。
![丁張](https://www.100kj.co.jp/site/wp-content/uploads/2017/05/9ce75bc57101ae5ae8d1dc3524e5b102.jpg)
この機械は首を振りながら直角を出すので、まさに「カネを振る」感じの作業です。
次の重要な作業は、「タチを見る」です。