数字よりも空間力?
motosakaです。
建物の設計をしていると、つい数字や計算に目がいきがちです。
でも、実はそれ以上に大切なのが 空間認識力 です。
空間認識力とは、簡単に言えば「頭の中で立体をイメージする力」のこと。
平面図を見ただけで「この建物はどのくらいの高さで、奥行きはどれくらいか」と立体的に想像できる力です。
設計の現場では、敷地の形や周囲の建物、光や風の入り方などを考慮しながら作業を進めます。
頭の中で空間をイメージできると、「この位置なら光が入りやすい」「ここは少し地面を上げれば歩きやすい」といった判断もスムーズになります。
とはいえ、私自身、正直に言うと 立体をイメージするのは得意ではありません。
だからこそ、頭の中でレゴブロックや積み木を動かすように、少しずつ「空間のイメージ」を組み立てる練習をしています。
こうすることで、数字だけに頼らず、建物の形やバランスを自然に理解できるようになります。

建築には細かい計算や規則も多く、数字に圧倒されそうになることもあります。
でも、目に見えない「空間」を頭の中で感じ取り、立体的に動かす力。
これがあると、計算や設計も効率的に進むだけでなく、より住みやすく魅力的な建物をつくることができます。
『百年健康住宅®FPの家』
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