motosakaです。
今回は建築の世界でめちゃくちゃ登場するけど、
案外ごっちゃになりがちな…。Ua値とU値の違いについて、
わかりやすくまとめてみました!
そもそも何が違うのか?ということで
いきなり結論から行きたいと思います!

比較 |
U値 |
Ua値 |
意味 |
パーツごとの断熱性能 |
家まるごとの断熱性能 |
計算対象 |
壁、窓、屋根など1つずつ |
建物全体(外皮) |
単位 |
W/㎡・K |
W/㎡・K |
数字の見方 |
低い=断熱良し |
低い=断熱良し |
U値は「熱貫流率」って言われるやつで、
壁とか窓とか“1つの部位“からどれだけ熱が逃げるかを数値化したものです。
例えば、
外壁のU値:0.6 W/㎡K
窓のU値:1.5 W/㎡K(←アルミサッシだと高め💦)
って感じで、数字が小さいほど「熱、逃げにくい=断熱優秀」いいです!
Ua値は「外皮平均熱貫流率」っていって、
家まるごとの断熱性能の平均点みたいなやつです!
要は壁・屋根・床・窓…ぜーんぶまとめて平均出した数値。
これが低いほど、家全体が魔法瓶みたいに暖かく、涼しく保てるってことです!
省エネ基準に使われるのはこっちです!
地域ごとに「このUa値以下にしてね〜」って基準が決まっています。
東京や神奈川あたりに住まわれている方は6地域になりますので、
0.87より下回った数値にしましょうねというものになります。
地域 |
基準Ua値(以下) |
6地域(例:東京) |
0.87 |
4地域(例:名古屋) |
0.75 |
3地域(例:盛岡) |
0.56 |