プラチナFPパネル
FPパネルは環境負荷軽減のため、2000年より発泡剤を水発泡(CO2) にすることでノンフロン化を実現しました。 そしてFPパネル誕生から30周年を機に、FPパネルのさらなる断熱性能と耐久性の向上を目指し、「プラチナFPパネル」が誕生しました。 「プラチナFPパネル」は様々な技術的課題を克服することにより、工場生産品の住宅用ウレタン断熱材としては業界初となる、新発泡剤(HFO) を採用しています。 「プラチナFPパネル」は新発泡剤(HFO) を採用することにより、断熱性能を向上するとともに、水発泡(CO2) と同等の環境負荷軽減を実現しています。
断熱材の性能は一般的には素材の熱伝導率によって表されますが、実際には材料の厚さによって左右されます。 断熱材の厚さを熱伝導率で割った数値を断熱力(熱抵抗)といい、実際の効果を表しています。標準採用しているFPパネルで4.37㎡K/W、プラチナFPパネルに至っては5.25㎡K/Wという断熱力を誇ります。一般的に用いられているグラスウール(16K)は100㎜使用した場合で2.22㎡K/Wですので約2倍の数値になります。
プラチナFPパネル | FPパネル | グラスウール(16K) | ポリスチレンフォーム | |
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熱伝導率(W/mK) | 0.020 | 0.024 | 0.045 | 0.040 |
厚さ(mm) | 105 | 105 | 100 | 50 |
断熱力(熱抵抗)㎡K/W[厚さ(m)÷熱伝導率] | 5.25 | 4.37 | 2.22 | 1.25 |