「誰がつくるか」で家の価値は変わる。社員大工育成のこだわり
家づくりにおいて、設計や工法はもちろん大切です。しかし、それらを実際に形にするのは、現場で汗を流す職人たちです。
どれほど優れた設計図や高性能な工法でも、施工する「人」の姿勢と技術によって、家の出来栄えは大きく変わります。
だからこそ近代ホームは、材料や構造と同じくらい**「人」にこだわる家づくり**を続けてきました。

創業時から続く社員大工育成制度
当社が誇る「社員大工育成制度」は、創業者が立ち上げ当初から大切にしてきた方針です。
家の品質は「誰がつくるか」で決まる――その信念のもと、外注任せにせず、自社で大工を採用し、時間をかけて丁寧に育ててきました。
私は10年以上、大工として現場に立ち、多くの職人や他社の現場を見てきました。その中で痛感したのは、「ただ早く終わらせればいい」という仕事では、良い家は決して生まれないということ。
時には、住む人や他職方のことを考えず、自分本位な仕事をしてしまう現場も見かけ、強い違和感を覚えました。
技術と心を両立して育てる
社員大工制度の意義は、単なる技術教育だけではありません。
人としての姿勢・気配り・責任感まで含めて育成することが、本当の意味での「技術継承」だと考えています。
近代ホームの現場では、ベテラン職人が若手に対し、道具の使い方や加工技術だけでなく、挨拶や掃除、現場での立ち振る舞い、空気を読む力まで丁寧に指導します。
こうして技術と心の両面で信頼される職人を育てることで、一棟一棟に誇りを持った家づくりが可能になります。
協力業者も「仲間」として共に育つ
大工以外の専門職(基礎・電気・水道・内装など)は協力業者にお願いしていますが、その関係も単なる外注ではありません。
私たちは**「共につくる仲間」**として位置づけ、協力業者会「欧瑠璃会(おおるりかい)」を運営しています。
・毎月の現場パトロールで品質と安全管理を徹底
・勉強会や情報共有で施工精度と現場マナーを向上
・お互いを尊重し合い、同じ品質基準を共有する文化を醸成
この取り組みにより、職人同士の連携が深まり、現場全体のレベルアップにつながっています。
「百年健康住宅®」を支える現場の文化
近代ホームの「百年健康住宅®」は、設計や材料だけでなく、現場で働く人々の姿勢と文化によって支えられています。
誇りを持って仕事に向き合う社員大工と協力業者の存在が、高い施工品質を生み出し、長期にわたって安心できる家を実現しているのです。
人を育てることは、家の未来を育てること
家は一生に一度の大きな買い物であり、何十年も家族の暮らしを支える存在です。
その価値を最大限に引き出すためには、図面や仕様だけでなく、それを形にする「人」を育てることが欠かせません。
創業者の想いと、現場を知る者としての実感を重ねながら、私たちはこれからも誠実に、家づくりの本質に向き合い続けます。
人を育てることは、家の未来を育てること。
これが近代ホームの変わらぬ家づくりの信念です。
『百年健康住宅®FPの家』
近代ホーム株式会社
住所:神奈川県横浜市港南区港南台4-21-17
電話:045-833-2622
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