雲太

関内で大林組さんが、木造の地上11階のビルを建てるなど、

彼方此方で木材を使った高層建物が出来ています。

 

実は大昔、出雲で「雲太」と呼ばれた高層建築がありました。

            NHK「歴史探偵」テレビ画像を撮影

これは出雲大社本殿の昔の姿、「雲太、和二、京三」と

東大寺大仏殿(和二)より高く、なんと48mあったそうです。

(上記関内の建物は44mです。)

 

この神殿は、オオクニヌシがアマテラスに国を譲ったとき、

                                               (大和浪漫案内人さんの動画)

建ててもらったそうですが、筋交いなど使わないで昔からあった

貫などの技術を用いて地震に強い構造をしていたのではないかと

NHK「歴史探偵」では言っていました。

 

国譲り後、オオクニヌシは表舞台から消えましたがその時、

目に見えるものはアマテラスが、見えないものはオオクニヌシ、

と分担が決められたのだとか。

 

なので、「人の縁」などはオオクニヌシの担当分野になったようです。

出雲に集まった神様が人の縁を会議している様子(国立国会図書館デジタルコレクション)

 

そういえば、近代ホームが売っているのも「目に見えないもの」、

社長、今度の初詣は出雲大社にお参りしてはどうでしょう。

なんかご利益がありそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前の記事